令和七年 新春大護摩供

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

この度、創建より一千三百四十四年間、龍興寺の境内でありました内、明治六年より次代を担う子供たちのために、薬師寺小学校となっておりました境内が、令和六年、百五十一年ぶりに下野市より返還され、再び龍興寺としての歴史を歩み続ける事と相成りました。

この度、旧体育館を金堂とし、総高 3.4メートルの聖観世音菩薩立像をはじめ、多くの大仏像を安置荘厳し、その吉祥記念と致しまして、令和七年一月三日 午前十時より 帰還記念祝賀 新春大護摩供を厳修いたしました。

式次第は、プロ和太鼓奏者の壱太郎氏の演奏に始まり、直径1メートル重さ250kgもあります新作日本一を誇る特大太鼓や、法螺、錫杖の響きの中、10名の僧侶によります祈願読経、約2000体の護摩札加持等、お檀家様の家内招福と開運吉祥をご祈願申し上げました。

2025年01月11日